美しきかな紅い月
夕方はまだ高い位置にあった上弦の月が、0時頃になってふと気付くとかなり低い位置に。
もしやと思ってそのまま見続けていたら、案の定月はどんどんと低くなり、紅く染まりました。
日の出や日の入りと同じように、月の位置も低くなるにつれて、光が地上へ届くまでに通過する大気の量が増すので、波長の短い色から順に徐々にはじかれていき、最終的には紅くなります。
一度でいいから見てみたいと思ってましたが、こんなに不意に見られるとは。
赤銅色に染まった月は、それはもう幻想的でした。
以下、旧時代的な理論。
今やもう科学で何でも説明できる時代ですが、かつての考察はもっとロマン溢れるものでした。
例えば”本当の月”は今宵のように紅く、その光を浴びて育つから木の葉は紅葉するのです。人間や動物の血もまた同じ。
「Lunatic(狂気的)」という言葉があるように、また統計学的に満月の日には殺人事件の件数が増すということからも、月は月でも満月は群を抜いて特別。つい先日、十五夜の綺麗な満月を拝めることができましたが、根も葉もないことを言うと「丸い」ものはみんな価値があるんですけどね。わずかでも欠けたら、それは「球」ではなくなり、商品価値がなくなるという、いわゆるプレミアみたいなもんで。
平安時代だか、それよりもっと前から行われていたかは知りませんが、本当の「月見酒」とは、猪口に注いだ酒に月を映して眺めるもの。なぜなら、直接満月を見たら狂うから。あるいはその狂気を少しだけ酒に映して、「月に酔おう」としたのかもしれませんね。ロマンと風流に溢れます。
まぁ私はそもそも酒に弱いし、同じ丸いものでも月見団子のほうに視線が向かいますけどー。
そんな今宵の紅い月。あ、流星ラジオ、あとは目次とか作るだけです(←結論)
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