スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

文学フリマと怪我の功名

(http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20101205)

 第十一回文学フリマから二夜が過ぎ、ようやく冷めてきた興奮とともに藍川です。
 新刊こそ出版することができませんでしたが、今回はそれが逆に新たな経験となりました。まずは新刊を期待してくださっていた方々にお詫びと、RFのブースの前で数瞬でも立ち止まってくださった皆様方へ、感謝の気持ちを。本当にありがとうございました。

 さて、そんな第十一回文学フリマの戦果ですが……

 Odds and Ends  : 8冊
 Odds and Ends2 : 9冊
 流星ラジヲ[兆] :19冊
 流星ラジヲ[解] :19冊

 総売り上げ:55冊




 ……なにこの奇跡

 予てから「新刊以外は不良在庫」という認識があった我々にとって、この売り上げは完全に予想外でした。
 流星ラジヲを新刊として出した回など、OaEの売り上げ0冊とかいうこともあったのですが……どうやら流星ラジヲを読んでくださった方が下巻と一緒に過去作までまとめ買いしてくださったり、それでなくてもただでさえ規模が大きくなって来場者が増えたこともあったりで、今回はまったく不良在庫だなんてとんでもない結果に。
 以前、日高陽が「過去作ももっと推してもいいのでは?」という意見を出していたことを思い出し、新刊がないことをきっかけにすべての作品で平等にポップを作ってみたのですが、それもOaEの売り上げに貢献したのではないかと思っております。「売り上げ8,000円いけばいいほうじゃないかねぇ」と思っていたのに、いざ蓋を開けてみれば27,500円の総売り上げ。すごいですね。すごい赤字です。

 みなさん分かっていらっしゃるとは思いますが、一冊の単価は平均1,400円前後です。どんなに売れても赤字です。本当にありがとうございます。

 以下、当日のレポート。素敵に長文。

 文学フリマのサークル入場は10時からなのですが、例によって例のごとく、私こと藍川と生田は会場設営準備のため8時半にPiOへ。毎度よく見かける方々も多い中、テーブルを並べたり椅子を置いたりしていくいつも通りの作業。これで五度目にもなるので、もう完全に慣れたもんです。煙草吸ってて序盤の説明を聞き逃しても、生田による「まぁいつも通りだ」という説明で藍川把握。自前の軍手を装備してサクサク準備。力仕事なら任せろー(バリバリ

 トラブルと言うほどでもない些細なトラブルはまぁありましたが、だからと言って問題はなく準備が終わり、サークル入場の時間に。ポプルス様に発注していた流星ラジヲのダンボールが届きましたが、別に新刊ってわけでもないので低いテンションで無視。ブース設営を前にして朝食を摂る藍川と生田の図。

 かなり行き当たりばったりな感じでブース設営を済ませると、藍川は再び煙草を吸いに。ふとツイッターを見てみれば、タイムラインの先頭で脳内はちみつジャンクション(http://blog.goo.ne.jp/nounaihoney)のクロフネ3世さんが「売り子募集」と呟いていたので、挨拶がてら突撃。思っていたよりずっと早く相方の喉さんがいらしたので、手伝いどころか雑談だけしてその場を去る藍川。あれ、邪魔しただけじゃねぇの?

 さて我らRFのブースはN-20で一番端。さらに脳内はちみつジャンクションのブースはJ-20でかなり近めだったのですが、売り子手伝いという肩書きのただの邪魔をしている最中、開幕早々ふと横を見れば、RFの文庫本を三冊も手に歩いていくひとの姿が。思えばそれが奇跡の始まりだったのですが、赤字価格とはいえRFの本3冊も買うと1,500円ですよ? 本当にいいんですか? とか思いつつ視線が釘付けになっていました。

 ちなみに脳内はちみつジャンクションでは、割と切実にメンバー募集しているそうです。興味のある方は是非。

 自分たちのブースに戻ったあとは、当サークルは4人なので店番ローテーション。なぜか腰を痛めていた藍川はちょっとだけ椅子に座って休みつつカタログをチェックし、その後、前回お隣さんだったシアワセモノマニア(http://happymonomania.sakura.ne.jp/)さんのところへ挨拶へ。周囲にお客さんがいないタイミングを狙って「お手製本の冊数すげぇ!?」とか話して互いの健闘を祈りあい、無料本と新刊を頂いて撤退。割と短い時間でしたが、前回たくさんの常連さんたちと話しているところを隣で目撃していたので、逃げるように撤退したのが事実です。最終的に無料本90冊全部刷けたそうですが、凄すぎる。RFはコミティアで流星ラジヲのサンプルを無料で配ったところ、6冊しか刷けませんでした。正直あれトラウマです。ハハッ(乾いた笑い

(あの流ラジ無料サンプルそのうちプレミア付くんじゃねぇの?)

 それから昼過ぎにコンビニへ昼食を買いに行ってみたものの、当然のようにおにぎりもサンドイッチも壊滅的で、探し求めていたリポDも見当たらず放浪。ようやく見つけた自販機には「売り切れ」の文字。畜生。
(その後ノ・ムーが見つけて買ってきてくれましたが)

 実は前日ほとんど睡眠が取れなかった藍川は途中から死にそうで、回りたいサークルもほとんど回れず、「俺、ひとりで黙ってたら死に絶える」と、結局は自分のブースへ帰還。「売れないどころかこれ新記録行くだろ」という途中成績を仲間から聞いてテンションを上げながら、しかしずっとブースで死んでいました。
 今回から開催時間が1時間延び、17時閉幕となった文フリですが、売り上げの具合によっちゃ従来どおり16時撤退もあるかなぁと思っていたのに、「いやコレ50冊行くよ」と信じがたい現状を目の当たりにして往生決定。今まではあまりなかったラストスパートが今回は爆発し、全種4冊をまとめ買いしてくださるお客様が連発するという光景。そうした最終的な結果が総売り上げ55冊でした。いやほんと、予想外にもほどがあります。当日RFブースへお越しくださった皆様に、心からお礼と、やっぱり新刊を出せなかったお詫びを申し上げます。

 そして17時。無事に第十一回文学フリマも終了し、売り上げという名のキャッシュバックを手に打ち上げへ。「俺、酒飲んだら死に絶える」とか言ってたのに、いざビール飲んで乾杯したらテンション上がって眠気さようなら。意外にも最近のライトノベル云々と議論があったりして、喜びの分かち合い以上に面白い会合になりました。帰りの電車までハイテンションのまま帰路に付けたのは初めてかもしれません。

 そんなこんなで12月5日という一日はあっという間に過ぎ、帰ってからは本当に死んだように眠った藍川は、翌日午後3時に起床。はい、いつも通りです。


 ともあれ、新刊を落とすという怪我と、その功名にあやかったかのような過去作品の売り上げ。今回は我々RFにとって非常に学ぶことの多かった文学フリマとなりました。なんだかんだでライトノベルとは言えそうにない小説を書いているRFが他のイベントに参加することはなさそうですので、次回はまた6月にある第十二回文学フリマでしょう。今度こそは、新刊を手にお会いしたいと思います。
 そのときは、どうぞ良しなに。

 今回の反省:

 ・新刊を落とした
 ・他サークルさんとの交流を広めることができなかった
 ・新刊を落とした
 ・疲労で死にそうな男どもの不細工な顔が並ぶブース
 ・新刊を落とした 



 あ、あと今回でちょっと嬉しい悲鳴なんですが、ちょっと問題が見えました。それは、本が売れすぎるということ。

 我々RFは「書店に並んでいてもまったく違和感のないほど完成度の高い文庫本を、赤字上等で安く売り出すこと」がモットーであり、至上主義であります。「売れば売るほど赤字が増える」という仕様上、「下巻があるのに上巻がなくちゃ仕様がない」という理由で増版した流星ラジヲは完全なる例外でして、本来なら売り切れた時点で絶版の予定でした。
 しかし流星ラジヲの売れ行きがそのまま以降に引き継がれると仮定した場合、新刊50冊はイベント2回でほぼ完売します。流ラジ下巻の在庫も、残るところ10冊を切っています。
 今後文フリの規模が大きくなるにつれて多少売り上げが伸びる可能性を考えると50冊は心許ない量になってきてしまうのですが、かといって中途半端に増やせばやっぱり赤字が増えるだけで、500円という定価を貫くと一気に1,000部発注してもまだ赤字です。(ちなみに1,000部発注するのにかかる費用は50万以上←!?)
「定価はワンコインでなくてはいけない……!」というモットーは捨てられないので、今後もしかしたら「売り切れ御免」となるかもしれません。「少しくらいなら値段上げてもいいよ!」という方もいるかもしれませんが、RFの中にはひとりもいないので500円を貫きたいと思います。
 本当は売り切れてしばらくしたらネット上で無料公開とか考えていたのですが、ページ数がちょっと洒落にならんのと、買ってくださった方へ申し訳ない気持ちがあったりして公開するタイミングが非常に難しいのとがあったりで、現在未定です。

 そんなこんなで難しい議題がたくさん課されてしまったRFですが、今後ともどうかよろしくお願いいたします。我ながら最高傑作だと思っている流星ラジヲを超える作品を書かなければならないという苦しい命題がありますが、あえて言いましょう、書いてみせると。すでにノ・ムー原作・藍川執筆の第二段である「Reset」の構成に取り掛かっていますが、それはたぶんまた来年末くらいのお話。

 それとそれと、実はRFというか藍川個人でやりたい企画がいくつかあるのですが、「また今度」と言っていると、今度がいつになるかわからないのでここに箇条書き。

 ・「この話、読んでみたい!」と思えるような裏表紙の紹介文だけ先に書いてもらって、それだけを元に中身を捏造する募集型企画(←他人任せ)
 ・流星ラジヲ二次創作合同本(←他人任……いや、そもそも誰が書いてくれるんだ)
 ・他サークル様の小説の外伝的二次創作とか(←他人任s(ry)
 ・他サークル様の誰かにネタを提供してもらう(←他人任せすぎr(ry)
 ・他サークル様と既存のネタを交換し合ってのクロスコラボレーション(←クロコラ大好き藍川)

 要約:交流を広めたい
 
  1. 2010/12/07(火) 10:50:48|
  2. 藍川 サイ
  3. | コメント:1
  4. | トラックバック:0
<< 暮れちゃいます。 | ホーム | お疲れ様です。 >>

コメント

先日、流星ラジヲをやっと読み終えました。
あまりの展開の凄さにページをめくる手が止まりませんでした。
何回ページ飛ばして先を読みたくなったことか…
結末もなんといいますか、Red Freaksらしいようなw

文学フリマで買ったあとの2冊はまだなので、早く読みたいと思います。

新刊も待っていますので頑張ってください!!
  1. 2010/12/30(木) 03:23:25 |
  2. URL |
  3. 軍鶏 #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://rf01.blog66.fc2.com/tb.php/172-2b5e28cf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。