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読書修慣 #3

 前回の記事からかなり間が空いてしまったり、

 僕はなんて文章の書けない男なんだ! と叫んでみたり、

 OaDの締め切りと就活のダブルパンチで胃液が逆流する日々を送ったり、

 フリーチベットしたかったけど長野に行く暇も金も金も金もなく、
 世の中正義より金なのかな、とか少なくとも僕が嘆くべきではないことを嘆いてみたり、
 
 でも何もしないのもなんなので、近くのお寺さんに五年ぶりに参拝に行ったり、

 記事を書くページで、つい「戻る」ボタンを押してしまって声にならない叫びを上げたり、



 落ち込むこともあるけれど、僕は元気です。






 あ、今のNGですか。

 NGですね。兎にも角にも、随分と放置してしまってすみませんでした。

 さて、久々の記事ということで最近読んだ本の紹介でも。





 今回は講談社文芸文庫から「中原中也全詩歌集」です。

 中原中也といえば、詩に興味のない方でも、中学・高校の国語の教科書などで読んだことがあるのではないでしょうか。シュルレアリスムやダダイズムが西洋から伝わってきた時代の中で独創的な詩の数々を生み出した、日本を代表する詩人の一人です。

 中原中也の作品は全般に文学的な難解さを持っていますが、その難解な文章の所々に見える感情的なフレーズの数々は非常に魅力的です。誰しもが理論や常識、理性的なものの内側に持つ、狂気的であったり、温かな感情であったりという、身近でいて見え難いものの形を豊かな表現で歌っています。

 この「中原中也全詩歌集」では、彼の既刊・未刊を含める全ての詩を収めています。
 「月」「妹よ」「汚れつちまった悲しみに……」などの有名作の他にも、中原中也の未刊の詩には素晴らしい作品が数多く眠っており、それらを余すところなく楽しめる詩集となっています。

 作品の掲載には当時と同じ旧字・旧仮名が使われており、初めて読んだ方にはとっつきにくさを感じるやもしれませんが、慣れてしまえばこれもまた味があるというもの。

 ただ、文庫にしてはやや値段が高く、上下巻と合わせるとハードカバー一冊よりも随分と高く感じられます。中原中也の詩集は他の出版社からも数多く出ており、より安い文庫版もあるのですが、編纂の上品さと全詩歌集であることから僕は断然この二冊をお薦めしたいと思います。

 普段、詩など読む機会がないという方も、一度手に取ってみては如何でしょうか?
  1. 2008/04/29(火) 00:05:03|
  2. 生田 六之助
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